キャンピングカーって、意外に寒い ❄️
キャンピングカーって、
「FFヒーターが付いている＝冬でも暖かい」
そう思われがちです。
ですが、実際に冬を越してみるとわかります。
正直、けっこう寒い。
原因はシンプルで、床下から上がってくる冷気です。
どれだけ断熱処理がされていても、走行中も停車中も、
床下には冷たい空気が流れています。
その冷気が、じわじわと車内に伝わってきます。
Contents
FFヒーターがあっても寒い理由 🔥
最近のキャンピングカーの中には、
- 床暖房が入っている車両
- 壁面に断熱ヒーターが仕込まれている車両
こういった“快適装備”があるモデルもあります。
ただし、
一般的にはFFヒーターのみ、という車両もまだまだ多いのが現実です。
特にバンコン。
鉄板でおおわれている為か、冷気の影響をモロに受けます。
バンコン時代に実感した「底冷え」
私が以前乗っていたハイエースのバンコンもそうでした。
FFヒーターを「強」にしても、
足元、特に床はずっと冷たいまま。
上半身は暖かい。
でも足元だけが冷える。
原因ははっきりしていて、
床下を流れる冷たい空気です。
こればかりは、ヒーターの能力だけではどうにもなりません。
今のマトリックスでも床は冷たい
現在乗っているアドリアの「マトリックス」は、
床が二重構造になっています。
それでも――
真冬はやっぱり床が冷たい。
「ヨーロッパ車は断熱が優れている」
確かにそれは事実です。
ですが、日本の真冬、特に冷え込む朝晩では、
寒さを感じないわけではありません。
トルマヒーターだけでは足りない現実
ヨーロッパ車の多くには、
トルマ製のFFガスヒーターが搭載されています。
ただ、
車内の容積が大きい分、これ1台だけでは正直パワー不足。
実際、私は対策として
中華製のFFヒーターを追加しました。
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FFヒーターを増設しても… 🤔
「これで足元までポカポカになるだろう」
正直、そう期待していました。
結果はというと、
- 温風が直接当たる場所 → 暖かい
- それ以外の場所 → 足元が寒い
やはり、根本的な問題は床下の冷気でした。
ヒーターを増やしても、
冷気が上がってくる限り、完全には解決しません。
キャンピングカーの寒さは「足元」から
キャンピングカーの寒さ対策は、
ヒーターの性能だけを見ても解決しません。
ポイントは一つ。
冷気がどこから来ているか。
その答えは、多くの場合――
やはり床下です。
だからこそ、
足元対策をやらずに暖房だけ強化しても、
「なんとなく寒い」は解消しません
次に考えている寒さ対策 🧊➡️🔥
そこで、次の対策として考えているのが、
床に断熱マットを敷くことです。
派手な装備ではありません。
ですが、床からの冷気を遮断するという意味では、かなり理にかなっています。
・施工が簡単
・コストも比較的低い
・効果が体感しやすい
まずはここから。
多くのキャンピングカー乗りが、最初に行き着く対策だと思います。
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ただし、断熱だけでは「暖かくはならない」
ここがポイントです。
断熱マットを敷くことで、
冷気は確かに抑えられます。
ですが――
床が暖かくなるわけではありません。
あくまで
「冷たくならない」だけであって、
「暖かい」とは別物です。
真冬の朝や、外気温が一桁前半まで下がる状況では、
断熱だけではどうしても限界を感じます。
最終的に行き着いたのが「ホットカーペット」
断熱マットで冷気を止める。
ここまでは“守り”の対策です。
そこで次に必要になるのが、
足元を能動的に暖める手段。
その答えが、
**ホットカーペット（電気カーペット）**でした。
・床そのものを暖める
・風ではなく、じんわり暖かい
・足元の体感温度が一気に変わる
FFヒーターをいくら焚くより、
「足元が暖かい」だけで快適さは別次元になります。
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床下冷気 × 断熱 × ホットカーペットが現実解
個人的な結論ですが、
- 床下からの冷気 → 断熱マットで遮断
- 足元の寒さ → ホットカーペットで直接加温
この組み合わせが、
手間・コスト・効果のバランスが一番良いと感じています。
大掛かりな床暖房工事をしなくても、
ホットカーペットなら「置くだけ」で始められる。
まずは試してみる価値のある寒さ対策です。
