家のアドリアのサイドマーカーが点灯しなくなった。
サイドマーカーとは車幅灯とも呼ぶ、車体の横に付いている赤やオレンジ色のあのランプだ。
自分のアドリアは連動してタイヤ灯や、車高燈も点灯する仕組みになっている。
サイドマーカーや、車高燈だけなら良いが、タイヤ燈がつかないと夜夜な運転するには少々年齢的にもキツイ。
今日はサイドマーカーが点灯しなくなった原因と回復を行う。
これには意外な原因が含まれていた。💦
ヒューズボックスってどこ?
そもそも、灯火類がつかない場合はまず ヒューズを確認するのがセオリーだ。
一番最初に目👀につくのはハンドルの下側にあるヒューズボックスでここを探る。
プラスのねじ二本でカバーが外れる。
そしてすべてのヒューズを確認するが切れている様子が無い。
ここのヒューズボックスには車両自体の電気関係が集約されている。
アドリアの取説(車両編)によると以下の配列になっている。
アドリア取説より
車両自体のヒューズボックスはエンジンルーム内にもある。
ここはシガライターの他、エンジン関係のヒューズが収まっているようだ。
が、どれを見ても異常がない。❓❓❓
ヒッチカプラーから配線をひく
車両自体のヒューズを確認したが切れている様子が無い、ってことは断線が疑われる。
一般的にライトを着けるとサイドマーカーも点灯していたので多分、テールランプなどから配線を引っ張っていると思われる。
テールランプから途中の断線を探すが輸入車は 車両の下部はタール状のアンダーコートらしきものがビッシリ吹いてあるので配線を探すのが難しい。
家のアドリアには、前オーナーがトレーラーを引っ張っていたそうでヒッチメンバーは無いが配線のカプラーが残っている。
そうだ!ここにテールランプの電源が流れているハズだ。
検電器でテール配線を探しサイドマーカーの配線につなぐとサイドマーカー、タイヤ灯、車高灯すべてが点灯した。
めでたし、めでたし、っとなった訳だった。
カスタム(Custom) (CUSTOM) 検電器 非接触式AC/DC 接触式DC対応 V-17
バックランプがつかない
が、数日後、出かけた時 気づいたのだが、バックカメラが点かない。
一瞬画像が出るが真っ暗な状態になってしまう。💦
では、バックランプは点くのか?
バックランプもカメラ同様 一瞬点くのだが消えてしまうではないか。
困った。
バック時カメラが無いと後方が不安になるが、その日は仕方無く過ぎ去った。
EBLが関係していた。
テールからサイドマカーへ電源を入れたらバックランプが点かない❓❓❓
意味不明なので後日 一旦元に戻すことにした。
元の状態にすればバックランプ、もちろんカメラもしっかりと作動するではないか。
でも、サイドマーカーは当たり前だが点かない。
で、今一度初心に帰り、アドリアのユーザーズマニュアルを見てみることに。
このユーザーズマニュアルには、「デュカト編」「コーチ編」がある。
この、コーチ編、いわゆる 仮装部分の説明書になる。
マニュアルのメンテナンスのところに電源コントロールユニット(ヒューズ) 、属に言うEBLコントロールユニットだ。
この部分をGoogleで翻訳すると、
F14 クリアランスランプと書いてあるではないか。
クリアランプとは翻訳すると車幅灯だ。
直ぐ様ヒューズを確認するが切れてない! ❓❓❓
そもそも、サイドマーカーが点かなくなったのは走行充電をEBLコントローラーから出来なくしたタイミングだ。
そう言えば車体側からの電源を外したハズ。
この赤黒の線はEBLに繋がっており、サブバッテリーへの走行充電を行っている。
ここを繋いでしまうと わざわざ別に走行充電器を付けた意味が無いではないか。💦
走行充電って二基繋ぎはどうなの?
この状態ではEBLの走行充電18Aと、レノジーの走行充電50Aで、単純に68Aの走行充電となる。
これってどうなの❓❓❓
たしかに充電能力は上がるが、走行充電器二基って良いのか。
ネットで「走行充電器二基」検索するが中々的中しない。
ここでもう一度EBLのヒューズを調べることに。
F1 充電器の追加 F2 内部充電器とある がたしかEBLの充電能力は18AだったのでF2は20Aのヒューズが入っている。多分、これがEBLの走行充電のヒューズだろう。
よってこのヒューズを外せば走行充電はしなくなるハズだ。
結果、 サイドマーカーは無事点灯した。
ここで分かったことは、車両バッテリーからEBLに入っている電源を外しても室内側のポンプ、照明などの電源はサブバッテリーが繋がっていれば問題無く稼働するが、サイドマカーだけは車両のバッテリーが繋がっていないと点灯しないのだ。
そして、新たな疑問は、走行充電を並列で二基で行うことは問題ないのだろうか。