キャンピングカーにトイレがあると便利だわ!
でも、後処理が面倒いし・・
要らない!
キャンピングカーにトイレ付ける付けないか、って悩むとこです。
ただにせよ、空間が限られるキャンピングカー トイレルームをわざわざ付けるのか悩む人も多いはず。
自分が30年以上キャンピングカーを乗りついできた経験を元に、こんな悩みに役にたてれば幸いです。
実際の話どうなん?
で、お前はどうよ!ってか。
結論から言うと自分はキャンピングカーのトイレは使います。
さすがに大は、しませんが、小には使います。
じつは、自分も以前はキャンピングカーのトイレ使わない派でした。が、孫と一緒に旅する機会が増えた頃から使う派に変わりました。
「トイレなんて日本の至るところにあるので、わざわざ車内のトイレを使わなくても」ってって思っているそこのあなた!その気持ち良~く分かります。
自分もそうでしたから、 前に乗っていたランドホーム(バスコン)にトイレが付いていたけどわざわざ取り外したくらいです。
とくに愛車愛が強い人は車内のトイレは使わない人が多いのかも。
そのくせ、装備はフルオプションを好む傾向があったりして。 笑
そんな自分が今では、「やっぱ、車内にトイレがあると便利だわー」になったから不思議だ。
キャンピングカーにトイレがあると良い理由
やはり車内のトイレを最初使う時には勇気がいる。
自分はトイレ初デビューは、前のバスコン(エポックEX)でした。
孫、当時まだ、3歳になるかならないか位の時、「オシッコ!」、子供はしたくなると我慢ができないので車内のトイレを仕方なし使うことに、
どうせ使うならって訳で自分、家族も使うことになったって訳です。
使いだすと、こんな便利なものはありません。
雨が勢い良く降っている時、夜中、トイレに行きたくて目が覚めた時、渋滞時の緊急の場合など重宝します。
とくに、最近、夜中にトイレで目が覚める回数が増えたので有難さを実感してます。
自分のキャンピングカーには、上の画像のカセットトイレが付いています。
では、キャンピングカーのトイレはどんなものがあるのか。
トイレの種類
キャンピングカーのトイレには大きく分けて3種類のトイレがある。
大型のキャンピングカー 特にアメ車に多いのは、マリントイレと言って、家と変わらない様な常設型の立派なトイレが付いている。このタイプはブラックタンクといって便を溜める専用タンクがあります。
容量が大きいので連泊でも心配が無いが、その処理にダンプ設備が必要になってくる。
日本車やヨーロッパ車にはカセット式が多い、自分もこのタイプだ、カセット式と言っても、水で流す水洗式で、その流す水は、清水タンクからと、専用タンクからとある。
便が溜まるタンクは20Lほどなので流す水と人数にもよるが、2日と持たない時もあります。
そして、バンコンなどに多いのが、ポータブルトイレです。
その名のごとく、その物自体を持ち運びが出来るタイプで車内外問わないのがメリットかも知れない。
また、非常用として常備することも多いが、実際、家族と言えどプライバシーが確保できる空間が無ければ使用は難かしい。
でも、後処理ってどうやるの?
キャンピングカーのトイレを使うのが嫌だ!っていう理由の一つに後処理が面倒ってのがあります。
また、どこでも排泄物を流す訳にはいかないから処理が出来るところが限られる。
先に説明したトイレで一番 処理を制限されるのが、マリントイレだ。
ブラックタンクに専用ホースを繋ぎ、「ダンプステション」なるところへ流すのだが、そのダンプステションがある場所が日本には少ない。
次いでカセットトイレだが、車内の便座の下に上の画像にある様な取り出し式のタンクが備わっている。
これを取り出して排出する。20Lともなると結構重い、また、取り出す時、強引にやると壊れやすいので注意が必要です。
ポータブルトイレも下に溜まったタンクをカセットトイレと同じ様に排出するかたちです。
一見、面倒な様に感じられるが、慣れてしまえばさほど気にならない。
「キャンピングカーのトイレって実際に使う時どうよ!」って思われる人も多いはず。
ハッキリ言って狭いです。
この空間は、トイレ以外に洗面、シャワーと兼用になっている車種が多く、家で用をたすのとは違い、便座などもプラスチックで出来ており、雑に使うと壊れます。
そして臭いは?だが、便座の下にシャッター式の蓋があり、タンク内の蓋と連動するのでさほど気にならない程度ですが、逆に、アクアケムなど便を液化させるケミカル用品の臭いのほうががきついかも知れない。
で、私は、介護用ポータブルトイレ消臭薬剤を使ってますけど。
最後に、排泄処理を何処で行うか、
RVパークや、キャンプ場などにダンプ設備があればそこへ流しますが、残念ながら日本ではダンプ設備が少ない。
なので、大半は家まで持ち帰り 家の浄化槽に流します。
タンクは撥水効果があるので水を入れてバシャバシャすれば綺麗になります。
いずれにせよ、道の駅など公衆のトイレで流すのは、NGとなっている。
これからキャンピングカーを買う予定の人へ、
キャンピングカーにトイレは絶対!あったほうが良いと思う。
後で付けることは金額的にもかなりの出費になるので辞めておいたほうが無難だ。
そして、現在、トイレ付きのキャンピングカーに乗っていてトイレは使わないって人も一度つかったら、自分みたいにキャンピングカーのトイレの良さに気づくかもしれない。