キャンパーライフ楽しんでいますか?
自分のデュカトは走行キロ数が90.000kmを超えたのでそろそろウォーターポンプを変えようと思う。
国産車などは、タイミングベルトの交換時期と同じなのでその時一緒に交換するのだが、欧州車はタイミングベルトの交換時期が早いのと、最近は、ベルトから、また、チェーン式に変わってきている。
その中で、デュカトの250型には、ベルト式とチェーン式が混在しているらしい。
何時から変わったのかは定かでは無いが運良く?自分ノデュカトはチェーン駆動だった。
調べる方法は、フィアットのカタログサイトFIAT eper The FIAT Spare Parts Catalogk
にアクセスして調べれば良い。
チョット話は遠回りしたが、今回は、ウォーターポンプを交換した話です。
ウォーターポンプって何?
そもそも、「ウォターポンプ」って何?
ウォターポンプとは、エンジンで熱くなった冷却水をラジエーター側へ循環させ、エンジンを冷やしている部品。
ウォターポンプはクランクシャフトの回転をベルトで回わされてしている。
タイミングベルト式の場合は、タイミングベルトで回しているので同じタイミングでこの、ウォターポンプを交換する場合が多い。
自分のは、カムシャフトはチェーンで回しているので交換の必要が無いのでウォターポンプだけの交換となる。
交換時期と、もし、壊れたら?
デュカトの場合、と言うか、ウォターポンプは10年、100.000Kmで交換するのが一般的だ。
まあ、使用頻度や、環境にも左右されるがこの位で交換しておいたほうが無難です。
もし、壊れたら?
このウォーターポンプが壊れると、最悪、エンジンがオーバーヒートして かなり高額な出費 間違い無い。特にデュカトなど輸入車は「これ、直してまで乗る?」ぐらいになってしまう。
では、ウォーターポンプの故障とは何か。
ウォターポンプ故障のサイン
ウォーターポンプの故障には、シール類の老化で冷却水が漏れだすことや、ベアリングの老化でインペラー(羽根)が破損して冷却水を循環できなくなります。
いずれにせよ、オーバーヒートが待っています。
故障のサインは、
・サブタンクの冷却水が減る
・エンジンから異音がする
などがあり、深掘りすると、車両を停めてある下に冷却水が漏れた痕跡あり、エンジンルームから飴が焦げた様な臭いがする。水温が上がるなどがある。
また、異音についてはベアリングが老化して、インペラーが擦れたりしてカラカラなどの音がする。この異音については普段から自分の愛車のエンジン音は気にしていないと分からない。
交換の修理の相場
では、このウォーターポンプを交換してもらうと幾らくらいになるのか、
国産車なら、安くて2.3万~5.6万と言ったところ、ところが、今回自分が、キャンピングカーを買った業社を通してウォーターポンプと交換ボルト類を合せると7万円以上となる。
ひえーとなりそうだが、結構するのだ、それに送料が加わると9万円は下らないのだ。
それプラス、工賃だが、自分は知り合いの整備士さんに頼んで格安で交換修理してもらったが、実際 修理工場に依頼したら部品と工賃で20万円は覚悟したほうがよさそうだ。
今回、知り合いの整備士さんの手伝いをしながら交換したのだが、かなり難航した。
デュカトはFF駆動なのでエンジンが横向きになっていて作業性が超悪い、おまけに肝心のウォターポンプはエンジンマウントと一緒に留めてあるのでマウントも外す必要がある。
っと言うことは、エンジン本体を支える必要があると言う訳だ。
更にとどめは、ポンプを回すベルトとエアコンベルトをハメルのに苦労する。
特に、エアコンベルトはテンショナーが調整式では無いので超~難い。
知り合いの整備士さんは、二回目はゴメンと言っていた。 納得だ!
一般の修理屋さんでは断られる案件だ。
実話!個人輸入で買うリスク
これからは自分の体験談を話そう。
そんな訳で修理代を安くしたいのは誰もが思うこと、なら、部品代でも安くあげたい。
結果 ebay でウォターポンプを買うことに。
ebayで買うと国内の輸入業社より3/1の価格で買うことが出来る。
純正品では無いが、OEM品なら一応安心だ。もちろん、不良品まがいもあるので気をつけなければいけない。
ポイントは大手のパーツショップを選ぶほうがリスク少ないかも知れない。
それと忘れてはいけ無いのは、為替レートが日々変わることと、送料が結構かかるのだ。
この、送料は、業社によってまちまちで品物がいくら安くても送料が高くては もとこうも無い、ちなみに、ウォターポンプだと送料は約、1万円少しくらい掛かる。
まあ、欧州から1万円くらいで荷物が届くなら安いかもしれない。
で、自分の失敗談は、部品そのものの不良では無く、輸送中の破損があった。
一度では無く、二度目に買った物にも同じ箇所に破損があったからebayでウォターポンプを買うことは諦め、キャンピングカーを買ったFCJで純正品を買うことにした。
どうやら、FCJでも輸送中の破損でこの様なやり取りが3回あり、4度目にして無事届いたそうだ。
この様に、海外の梱包は雑なのか、運送業者が雑に扱うのかいずれにせよ日本とは大違いだ。
ここで学んだことは、ebayなど海外から部品など買う時は輸送中の破損のリスクを伴う。特にウォターポンプの様な重量がある物は要注意しなければならない。
そして、ウォターポンプは10年、100.000kmと一般的にされているが故障や、寿命を早める原因にLLC(ロングライフクーラント)にも関係するとのことだ。
このLLCも老化するので定期的に交換していないと金属腐食を起して漏れの原因となる。
出来れば、欧州車専用のクーラントを選ぶほうがベストかも知れない。