DIY

アドリアのEBLの充電機能を停止させる、その①

最近のキャンカーは、動く家といってもおかしく無い。

その理由としては家並に家電品が揃っているのが当たり前化している。

しかし、家なら、送電線から電力が入ってくるので問題ないのだが、キャンカーは電力に限りがある、なのでバッテリーの容量が大きい物に変えて対処するしかない。

そうなると、バッテリーに電力を送る充電システムを見直す必要が生じてくる。

現在、キャンカーのサブバッテリーへの充電方法として、大きく分けて車両側からの走行充電、外部充電、ソーラー充電などがある。

今日は、その中で、自分家のアドリアの外部充電を見直した事について話ます。

※電気配線は火災などのリスクがあります。本記事の内容は素人感覚での内容となります。自己の責任でお願いします。

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何故、EBLの充電機能を停止させるのか

家のアドリアには、EBL266ってのが着いている。

その前に、そもそもEBLとは何?

エレクトリックのE? まあ、何の略かは知らんけど、車内の12V系の集中コントローラーと走行及び外部からの電力を、サブバッテリーへ充電する機能も備わっている。
輸入車の多くはこのEBLシステムを使っている。

こいつが壊れると本体は高額だし、色々と厄介なことが生じる。

なので、前々からこのEBLは車内の12V系の集中コントロールのみにしたいと思っていた。それとEBLは走行、外部共々充電能力は18Aほどと さほど高くない。
それと最近、14Aしか充電しなくなっている。

これでは、300Ahのサブバッテリーへの充電能力として能力不足だ。

そんな訳で手始めとして外部充電の見直しを行うことにした。

EBLにつながる電流の流れとは

EBLにはいくつか種類が有るらしい、自分のは226だが、他に99が有るようだ。

多分、同じ様な使用だとは思うが・・・定かでは無い。

EBLの入力側は240Vだ。
では、240Vは何処から入ってくるのかと言う話になるが、まず、外部電源から入った100Vは上の画像にある変圧器(トランス)で240Vに変換してEBLに入る。

何故、そんな面倒なことをするのか、それは日本の電圧は100Vだが、ヨーロッパなどは220V~240Vが多いのでそのせいだと思われる。

そして、12Vに変えてサブバッテリーへ充電するシステムになっているわけだ。

このシステムだと、トランスを返すので余分な消費電力が考えられる、ちなみに外部から繋いだだけで4Aほど消費している。すなわちサブバッテリーへ外部充電だけで400W消費することになる。

以上の理由から別の外部充電方法を模索した。

外部充電器を選ぶ際の条件

今回、不安だったことは、果たしてEBLに入っている240V電源をカットしても室内の12V関係は無事稼動するのだろうか、答えは、問題なしだった。 

メイン電源も問題なく入るし、照明、ポンプ、そして一番心配だったトルマのヒーターも温水も出るので一安心だった。

では、サブバッテリーチャジャーは何を選択するか。

家のアドリアには現在300Ahのサブバッテリーが載っているが、最近では300Ah程度では、大容量の部類では無いので20Aもあれば十分だろう。

他の理由としてRVパークなどで充電しながらエアコンを回すと結構な電流が流れてしまい、ブレーカを飛ばす可能性があるのであまり大容量の充電器は考えものだ。

そして充電能力の多くなるにつれて値段も高くなる。💦

で、自分が選んだバッテリーチャジャーはこれだ。もちろん、リチュウム専用である。

リチュウム専用充電器もピンキリだが、あまり安価なものは後々不安へとつながる。

常に不安があるということは精神衛生上よろしく無い。💦

まあ、「Redodo」なら結構 名が売れているので問題無いだろう。

届いた品は、外箱もシッカリとしており、中には日本語の説明書も入っている。

見た感じでコスパの良さが伝わってくる。 たぶん!

外部充電器取り付け作業

充電器の取り付けはいたって簡単だ。
ただコンセントに充電器の差込プラグを刺すだけなのだが、ここで一つ注意することがある。

一般的なキャンカーの車内コンセント(100V)は、外部電源からとインバーター電源からの両方がつながる様になっている。

その切替えをコンタクターリレーが仕事をしているわけだ。

コンタクターリレーを交換したはずが・・・最近、外部電源と発電機の切り替えが出来なくなった。自動で切り替えをしているのがコンタクターリレーって代物だ、今回この、コンタクターリレーを交換するにあたって新しい発見があった。...

なのでインバターからの100Vが入らない回路、すなわち コンタクターリレーに入る前のところから電力を摂る必要がある。

理由は、インバーター使用時にサブバッテリーがインバターを使って自分で自分を充電してしまうハメになる。これってハッキリ言って無駄以外の何者でも無いわけだ。💦

で、自分は、今までアップトランスに入っていた外部100Vから充電器専用コンセントを設けた。

バッテリーチャージャーを付けた感想

作業はそんなに難しい訳ではない。ただ、配線の取り回しはセンスが問われる部分になる。

本来自分は、几帳面な性格だが、元々の配線があまり美的センスに欠けているのでそれに吊られてしまった。  とか? 💦

では、この「Redodo 14.6V 20A リン酸鉄リチウムイオンバッテリーチャージャー」を使った感想を話そう。

まず、バッテリーモニターにはシッカリとCharge20Aと出ているので問題ない。

そして、以前のEBLからの外部充電の場合は消費電力が4Aほどだったが、このチャージャーは3Aほどになっていた。

気になるところと言えば少々、ファンの音が大きいところかな、まあ、それだけ放熱効果もシッカリしている証だろう。 

アドリア、EBLの充電機能を停止させる、その②アドリアの走行充電を快適化します。本来、アドリアにはEBLコントローラーが付いていて外部、走行充電がされています。今回、レノジーの走行充電器をアドリアに付けてみました。...

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