キャンピングカーの塩害対策を忘れずに!!
キャンピングカーは、冬こそ本領が発揮できる。
スキー場へ向かう旅、豪雪地帯の温泉でしんと冷えた夜を車内で過ごす時間。
これはキャンピングカーでなければ味わえない楽しみだ。
ただし、その裏側には避けて通れない問題がある。
それが「融雪剤による塩害」だ。
Contents
🧂 冬の道路に潜む“見えない敵”
冬場、特に高速道路や山間部では、雪や凍結を防ぐために融雪剤が大量に散布される。
主成分は塩化ナトリウムや塩化カルシウムといった塩系の薬剤だ。
塩化カルシウムは水と反応すると熱を出し、氷点を下げる性質がある。
道路管理上は非常に有難いが、車両にとっては話が別。
金属にとって塩分は天敵。
これが足回りやフレームに付着し続けることで、確実にサビを進行させていく。
キャンピングカーは特に塩害に弱い
一般的な乗用車と違い、キャンピングカーは長く乗る前提の車両だ。
10年、15年と付き合う人も珍しくない。
その分、下回りのサビは
・安全性
・メンテナンスコスト
・下取り価格
すべてに影響してくる。
実際、サビが進行しすぎて
「車台番号の打刻」が読めなくなったという話も耳にする。
これは冗談では済まされない。💦

⚠️ 家庭用エアコン室外機という弱点
最近のキャンピングカーは、停車中でも使える家庭用エアコンを搭載する車両が増えた。
便利ではあるが、ここにも落とし穴がある。
室外機は多くの場合、後輪付近の低い位置に設置されている。
もともと車載を想定していない機器だけに、
塩害への耐性は正直言って高くない。
ここに融雪剤が跳ね上がれば、ダメージを受けるのは避けられない。

じゃあ、どう守るのか?現実的な対策
「冬は乗らない」
これは正論だが、キャンピングカーの楽しみを半分捨てるようなものだ。
だからこそ、現実的な対策を取るしかない。

エアコン室外機カバー 室外機保護カバー 大型 反射帯デザイン スリット・ロープを調節できる付き 遮熱 雨・ホコリ・汚れからガード 耐摩耗性 ポリエステル製 (82*32*64cm)
🚿 ① 走行後はとにかく洗う
融雪剤を撒いた道路を走ったら、
できるだけ早く洗車する。
特に下回りは念入りに。
水をかけるだけでも効果大、
これだけでも、サビの進行はかなり抑えられる。
ただし、家庭用エアコンの室外機に
高圧洗浄を直接当てるのは微妙なところ。
水圧や浸水のリスクもあり、ここは正解が分かれやすい部分だ。
② 下回りの防錆塗装をしておく
個人的に効果を感じているのは、やはり下回りの防錆処理。
車検時によく行われるブラック塗装は、
正直あまり長持ちしない印象がある。
そのため、車検ごとに施工するくらいが現実的かもしれない。
ヨーロッパ車は、ロウのような厚い防錆処理が標準だが、
国産車はどうしても簡易的になりがちだ。
可能であれば、新車のうちにアンダーコートを施工しておくのも良い選択だ。
③ 最近は「クリア」タイプもある
以前のアンダーコートはブラック一択だったが、
最近ではクリアタイプも選べるようになっている。
「下回りを黒くしたくない」
という人には、これはありがたい進化だと思う。
価格はピンキリ。判断は慎重に
防錆塗装の価格は、業者によって本当に幅がある。
材料・施工方法・塗布範囲で全く変わる。
ちなみに、娘のハッピーワンは5,500円で施工してもらえている。
ただし、安ければ良いという話でもない。
中身を見て、納得した上で選ぶことが大切だ。
DIYでアンダーコートを施工するのも、
手間を楽しめる人なら悪くない選択肢だと思う。
キャンピングカーは「手をかけるほど応えてくれる」
キャンピングカーは、ただの移動手段ではない。
長く付き合う“相棒”のような存在だ。
冬を楽しむためにも、
そして10年後も気持ちよく乗るためにも、
塩害対策は後回しにしない方がいい。
少しの手間が、
後々の大きな差になる。
そういう日々の積み重ねが大事だ。
冬キャンを本気で楽しむなら「塩害対策」は必須装備
ここまで読んでくれた方なら、
融雪剤がどれだけキャンピングカーにとって厄介かは、もう分かって頂けたと思う。
正直、
「あとでやろう」
「まだ大丈夫だろう」
この油断が、一番サビを育てる。
だからと言って、
いきなり高額な施工を勧めたいわけでもない。
まずは
自分でできることから
手が届く範囲から
それで十分だと思っている。
そこで、実際にキャンピングカーや車の下回り対策として
定番&評判の良い防錆アイテムをいくつか紹介しておく。
「何を選べばいいか分からない」
そんな人の最初の一歩になれば幸いだ。
🛠 おすすめ防錆スプレー/アンダーコート紹介文
■ シャーシブラック(定番中の定番)
まず名前が挙がるのが、シャーシブラック。
整備工場でも使われる、いわば王道だ。
フレームや足回り、メンバー類に吹くだけで
簡易的だが確実な防錆効果が得られる。
完璧を求めるものではないが、
「冬を越すための予防」としては十分。
車検ごと、もしくは冬前に
一度リフレッシュする使い方がちょうどいい。
👉
「まずは自分でやってみたい」
「DIYで雰囲気を掴みたい」
そんな人向け。
マフラーなどの熱がかかる場所には,

イチネンケミカルズ(Ichinen Chemicals) 塩害ガード マフラー防錆コート ブラック NX456 耐熱 300ml 1本 000456
それ以外の塗装には、

ソフト99(SOFT99) 99工房 補修ペイント アンダーコート 420ml タイヤハウス、スカート、ステップモール等、車の下回りキズやサビの発生しやすい箇所 08075
■ ノックスドール(本気で錆を止めたい人向け)
「もう一段、上を行きたい」
そう思った人に定番なのがノックスドール。
ヨーロッパ車の防錆思想に近く、
ロウ系の成分で金属を包み込むのが特徴だ。
多少ベタつきはあるが、
その分、融雪剤に対する耐性はかなり高い。
雪国ユーザーや、
「この車は10年以上乗る」と決めている人には
選択肢としてかなり有力。
👉
「新車のうちに施工したい」
「下回りは見た目より防錆重視」
そんな人に向いている。

Noxudol (ノックスドール) 900 500mlエアゾール [HTRC3]
■ 透明アンダーコート(見た目を気にする人に)
「下回りを黒くしたくない」
「せっかく新車なのに…」
そんな声に応えるのがクリアタイプのアンダーコート。
施工後も金属の状態が見えるので、
点検しやすいのが地味に大きなメリット。
防錆性能はブラック系よりやや控えめだが、
定期的に施工する前提なら十分実用的。
👉
「DIY派」
「美観も重視したい人」
におすすめ。

車用 防錆剤 ラストガードクリアー 500ml NX88 浸透性、半乾性防錆塗料

イチネンケミカルズ(Ichinen Chemicals) 車用 アンダーコート剤 アンダーコート クロ 420ml NX41 防錆、防食、防振、凸凹塗料
冬のキャンピングカー旅は、本当に楽しい。
だからこそ、
見えないところのダメージには気を配りたい。
洗うこと、防ぐこと。
完璧じゃなくていい。
それを続けるかどうかで、
5年後、10年後の車の状態は確実に変わってくる。


