昨日は、まったく散々な一日だった。

安達太良サービスエリアで、財布やカードが入ったバッグを置き忘れるという大失態。

その後は、バッグの行方が気になり、無事に戻ってくるまで気が気じゃなかった。

おかげさまで、バッグは無事に手元へ戻ってきた。

本当にありがたい話だ。助けてくれた方々には、感謝してもしきれない。

そんなわけで、昨日は高速道路を走るだけで、ほぼ一日が終わってしまった。

まぁ、これも一生忘れることのない旅の思い出になるだろう。

……とはいえ、できれば二度と経験したくないが(笑)。

さて、気持ちを切り替えて、今日は大谷石博物館へ向かう。

本来なら昨日見学する予定だった場所だ。

今いる「道の駅うつのみや ろまんちっく村」からは、車で10分ほど。

開館は午前9時だが、3連休ということもあってか、到着すると、すでに人が並んでいる。

やはり人気の見学スポットらしい。

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🏛️ 地下に広がる、想像を超えた異空間

入館料を払って、いざ中へ。

ところが、これが想像していた以上のスケールだった。

とにかく広い!

そして、天井が高い!

目の前に広がるのは、巨大な地下空間。

いろいろな色の照明が石の壁や天井を照らし、なんとも怪しげで幻想的な雰囲気を醸し出している。

まるで別世界に迷い込んだようだ。

しかも、中に入ると空気がひんやりしている。

ここの年間平均気温は、およそ7℃だそうだ。

外の気温とは別世界。夏場なら、ここでしばらく涼んでいたくなる。

この地下空間は、映画やドラマの撮影セット、車のコマーシャルなどにも使われてきたらしい。

しかし、ここでひとつ疑問が湧いてきた。

こんな地下深くまで、撮影用の車をどうやって運び込んだんだ?

おやじとしては、どうしてもそこが気になる(笑)。

まぁ、撮影の裏側には、いろいろな工夫があるのだろう。

それにしても、昔の人たちが人力で石を切り出して造り上げた、この巨大な空間。

実際にその場に立ってみると、写真で見るのとはまったく違う迫力がある。

ここは一見の価値あり!

今回の旅で訪れた場所の中でも、ぜひおすすめしたいスポットのひとつになった。

🚐 8日間の東北おやじ一人旅、いよいよ終わり

大谷石博物館の見学を終え、今回の旅も、あとは家に帰るだけとなった。

家を出てから、今日で9日目。

長かったような、短かったような……。

いろいろなことがあった9日間だった。

そもそも、これほど長い一人旅は、今回が初めての経験だ。

普段は家内と一緒に、キャンピングカーのアドリアで出かけることが多い。

今回は、70歳を迎えるおやじが、思い切って一人で東北を巡ってみたわけだ。

さて、実際に一人旅をしてみて、どうだったのか?

ここで少し、振り返ってみたい。

🍶 一人旅は気楽でいい!でも、寂しさもある

まず、一人旅の良いところ。

なんといっても、気楽なことだ。

朝起きてから、今日はどこへ行こうかと考える。

予定があるようで、ない。

気になる場所があれば立ち寄ればいいし、気が向かなければ、そのまま先へ進めばいい。

誰かに相談する必要もない。

まさに、気ままな旅だ。

そして、もうひとつ。

夕飯の自由度が高い(笑)。

酒のつまみを何品か並べて、あとは一杯やる。

それで十分、という日もある。

いや、極端な話、つまみとアルコールさえあれば、夕飯はなくてもいいくらいだ(笑)。

居酒屋で見知らぬ人との出会いも忘れてはならない。

一人居酒屋は人恋しい、その為か、見知らぬ人と会話が弾むこともしばしば、

誰にも文句は言われないし、酒の量を気にする必要もない。

まぁ、家内が聞いたら、あまり感心しないだろうが……💦

そんな自由気ままな一人旅。

ところが、帰路に入ると、少しずつ気分が変わってくる。

なんとなく、気持ちが盛り下がる。

そして、ふと思う。

あぁ、誰かと話がしたいなぁ……。

好き勝手に動ける一人旅だが、きれいな景色を見たとき、おいしいものを食べたとき、誰かとその感動を分かち合いたくなることもある。

いつもなら、隣には家内がいる。

何気ない会話も、旅の楽しみのひとつだったのだと、改めて気づかされた。

一人旅は気楽でいい。

でも、ずっと一人だと、やっぱり少し寂しいものだ。

🗺️ 一人旅をするなら、下調べも大切だった

今回、もうひとつ感じたことがある。

それは、事前の下調べだ。

古いカーナビは、どうにも使い勝手が悪い。

東日本大震災以降、東北では復興に伴って新しい道路が次々と整備されている。

そのため、ナビの地図が実際の道路と合わない場面もあった。

そして、普段の旅では、家内がナビゲーターを務めてくれる。

「あそこに寄ってみようか」

「こっちに何かあるんじゃない?」

そんな具合に、名所を探しながら行き当たりばったりで動くことができる。

ところが、一人となると、そうはいかない。

運転しながらあれこれ探すわけにもいかないし、見たい場所を見落としてしまうこともある。

やはり、一人旅では、あらかじめ行きたい場所を地図にマーキングしておくことが大切だと感じた。

次に一人旅をするときは、もう少し準備をしておこう。

……と、今は思っている。

実際に次の旅が始まったら、また行き当たりばったりになるかもしれないが(笑)。

🌊 東北を旅して感じたこと

今回の旅では、東北のさまざまな場所を巡った。

海を眺め、港を訪れ、地元の食を楽しみ、震災の爪痕が残る場所にも足を運んだ。

東日本大震災から15年。

テレビで復興の様子を見てきたが、実際に現地を訪れてみると、画面越しでは感じられないものがあった。

自然の恐ろしさ。

そして、その厳しい現実に立ち向かい、少しずつ町を立て直してきた人たちの強さ。

失われたものは、簡単には戻らない。

それでも、人は前を向き、暮らしを取り戻し、次の世代へつないでいく。

そんな姿を、今回の旅を通じて感じることができた。

そして、もうひとつ。

今回の旅では、思いがけない失敗もした。

バッグの置き忘れという、情けない大失態だ。

しかし、そのときに人の親切に助けられた。

困ったときに手を差し伸べてくれる人がいる。

そのありがたさを、これほど身に染みて感じたことはなかった。

旅というのは、きれいな景色を見たり、おいしいものを食べたりするだけではない。

思いがけない出来事に出会い、人の温かさに触れ、自分自身を振り返る時間でもあるのだろう。

そんなことを、70歳のおやじは、今さらながら考えさせられた。

🚐 ありがとう、アドリア。また東北へ!

そして、相棒のアドリアにも感謝!

何かと心配の種はあるキャンピングカーだが、今回もよく頑張ってくれた。

8日間、故障もなく走り続けてくれて、ありがとう。

たまには一人旅もいいもんだ。

でも、次は家内を連れて、また東北へ来よう。

さて、次はどこへ行こうか。

70歳のおやじの旅は、まだまだ続きます! 🚐💨


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