キャンピングカーの電子レンジでブレーカーが落ちる!おやじが低消費電力モデルを考えてみた 🚐
最近、キャンピングカーの電子レンジを使うと、ブレーカーが落ちることがある。
毎回ではないのだが、これがなかなか面倒くさい。
電子レンジを使うたびに、ほかの電化製品を止めなければならない。
せっかく便利に使うための電化製品なのに、これでは何のために付けているのか分からないではないか。(笑)
そこで今回は、キャンピングカーの電子レンジについて、少し考えてみることにした。
🔌 車内のコンセントは15Aのブレーカー
私のアドリア・マトリックスでは、車内のコンセント回路に15Aのブレーカーが入っている。
家庭でも15Aのコンセント回路は一般的だ。
100Vで15Aといえば、単純計算で1,500W。
つまり、同じ回路で使う電化製品の消費電力が合計1,500Wに近づけば、ブレーカーが落ちる可能性がある。
もちろん、実際にはブレーカーの特性や電源設備の状態なども関係してくる。
では、ブレーカーが頻繁に落ちるなら、15Aから20Aに交換すればいいのではないか?
当然だれもが思うはず。
ところが、そう簡単ではない。
ブレーカーは、配線などに許容以上の電流が流れるのを防ぐ役割も持っている。
配線やコンセントが15Aまでしか対応できないのに、ブレーカーだけを20Aに交換したらどうなるか。
配線などが過熱し、最悪の場合は火災につながる危険性もある。
20Aに変更するなら、配線の太さやコンセント、接続部分なども含めて、対応できるか確認しなければならない。
場合によっては配線の引き直しも必要になる。
う~ん、これは簡単にはいかないようだ。
やはり、素人のおやじがブレーカーだけ交換するのはやめておこう。(笑)
⚡ 電子レンジの「500W」にだまされるな!
さて、今回の本題は電子レンジである。
電子レンジには「500W」「600W」といった表示がある。
これを見ると、500Wの電子レンジなら消費電力も500Wだと思ってしまいがちだ。
実は、ここが勘違いしやすいところ。
この500Wや600Wという数字は、食品を温めるための高周波出力を表している。
電子レンジを動かすためには、それ以上の電力が必要になるのだ。
例えば、定格消費電力が1,200Wなら、100Vで使用した場合、単純計算で約12Aの電流が流れる。
1,400Wなら約14Aだ。
15Aの回路で使えば、電子レンジだけでもかなりの電流を使っていることになる。
ここで、ほかの電化製品も使っていたらどうなるか。
電子レンジを使いながら、電気ケトルやドライヤーなどを使えば、当然ブレーカーが落ちるのは理解できる。
しかし、テレビなど、他の電化製を使っていてもブレーカーが落ちる可能性がある。
なるほど、これではブレーカーが落ちても不思議ではない。
ただし、ブレーカーが落ちる原因は、消費電力の合計だけとは限らない。電源設備や配線、ブレーカーそのものに問題がないかも確認する必要がある。
🔍 ここで忘れてはいけない50Hzと60Hz
今回、電子レンジを調べていて、もうひとつ気を付けなければならないことに気が付いた。
それが、電源周波数の違いだ。
日本の電源周波数は、静岡県の富士川付近を境に、おおむね東側が50Hz、西側が60Hzとなっている。
東北や関東では50Hz、中部や関西、中国、四国、九州などでは60Hzの地域が多い。
ただし、地域によって例外もある。
家庭用の電化製品には、50Hz専用、60Hz専用、そして全国で使える「ヘルツフリー」の製品がある。
キャンピングカーで全国を旅するなら、もちろん50Hzと60Hzの両方に対応した製品を選びたい。
ところが、ここで注意したいのが消費電力である。
例えば、メーカー公表仕様を見ると、定格消費電力は次のようになっている。
- 50Hz:950W
- 60Hz:1,300W
同じ電子レンジでも、電源周波数によって定格消費電力が異なるのだ。
50Hzなら100Vで約9.5A、60Hzなら約13A。
その差は、約3.5Aにもなる。
15Aの回路で使うことを考えると、この違いは決して小さくない。
ただし、これはあくまで、この機種の仕様である。
すべての電子レンジが同じように消費電力の差を持つわけではない。
だからこそ、商品を選ぶときには「ヘルツフリー」という表示だけで安心せず、50Hzと60Hzそれぞれの定格消費電力を確認することが大切なのだ。
キャンピングカーは、東北から九州まで走る。
自宅の地域だけを基準に電子レンジを選んでしまうと、旅先では想定と違う消費電力になることもある。
いやはや、電子レンジひとつ選ぶのも、なかなか奥が深い。
🔧 おやじが考えた対策は電子レンジの交換
そこで考えたのが、消費電力の小さい電子レンジに交換することだ。
もちろん、今の電子レンジが壊れたわけではない。
まだ使えるのだから、もったいない気もする。
しかし、電子レンジを使うたびに、ほかの電化製品を止めたり、ブレーカーを気にしたりするのも面倒な話だ。
多少の出費はあっても、気兼ねなく使えるようになるなら、そのほうがいい。
そもそも、キャンピングカーで電子レンジを使う目的は何だろう?
自分の場合、基本的には食事や飲み物を温めることができれば十分だ。
最近の電子レンジは、オーブン機能やグリル機能、自動調理など、さまざまな機能が付いている。
もちろん、そうした機能を活用する人もいるかも知れない。
しかし、私のキャンピングカー生活では、そこまで複雑な調理をする機会はほとんどない。
温めることができて、操作が簡単で、できれば消費電力も小さい。
おやじにとっては、それで十分なのである。(笑)
🍱 次に選ぶならフラットテーブル式
もうひとつ、次の電子レンジ選びで考えていることがある。
それは、ターンテーブル式ではなく、フラットテーブル式にすることだ。
今使っているターンテーブル式は、走行中の振動でガタガタと音がしたり、ガラス皿がずれてしまったりすることがある。
キャンピングカーは、家庭のキッチンとは違う。
走れば揺れるし、振動もある。
もちろん、走行中に電子レンジを使用するわけではないが、車内に設置している以上、振動への配慮は必要だ。
その点、フラットテーブル式なら、庫内に回転するガラス皿がないので、掃除もしやすい。
ただし、フラットテーブル式だからといって、必ずしも消費電力が小さいわけではない。
ここは別々に考えて、製品の仕様を確認する必要がある。
🛒 電子レンジ選びで重視したい3つのポイント
今回、私が電子レンジを買い替えるなら、重視したいのは次の3つだ。
1. 定格消費電力が小さいこと
まずは、ここが一番重要。
「500W出力」「600W出力」という表示だけで判断せず、製品仕様に記載されている定格消費電力を確認する。
できれば1,000W前後、またはそれ以下の製品を候補にしたい。
ただし、50Hzでは1,000W以下でも、60Hzでは1,000Wを超える機種もある。全国を旅するキャンピングカーでは、両方の仕様を確認することが欠かせない。
2. フラットテーブル式であること
掃除がしやすく、回転するガラス皿がないシンプルな構造が好みだ。
キャンピングカーでは、使い勝手のよさも大切である。
3. 余計な機能が付いていないこと
オーブンやグリルなど、使わない機能にこだわる必要はない。
温めることを中心に考え、価格も手頃で、操作も簡単なモデルがあれば理想的だ。
ただし、機能が少なければ必ず安い、あるいは消費電力が小さいとは限らない。ここは製品ごとに比較したい。
🚐 キャンピングカーの電子レンジはシンプルでいい
キャンピングカーには、家庭とは違った電源の制約がある。
外部電源を使うときもあれば、インバーターを使ってサブバッテリーから電気を取り出すこともある。
だからこそ、電化製品を選ぶときには、本体の価格や機能だけでなく、消費電力にも目を向けたい。
今回、ブレーカーが落ちることをきっかけに、電子レンジの買い替えを考えることになった。
まだ、どの製品にするかは決めていない。
まずは、フラットテーブル式で、定格消費電力が小さく、50Hzと60Hzの両方に対応したシンプルなモデルを探してみようと思う。
もちろん、買い替えればすべて解決するとは限らない。ブレーカーが落ちる原因についても、必要に応じて確認するつもりだ。
しかし、電気というのは便利な反面、なかなか奥が深い。
ブレーカーが落ちたから、ブレーカーを大きくする。
そんな単純な話ではなかったというわけだ。
またひとつ、おやじのDIY勉強になりました。
さて、次はどんな電子レンジを選ぼうか。
キャンピングカーの電子レンジ選びは、機能よりも消費電力。そして、50Hzと60Hzの仕様確認も忘れずに!
これが、今回の結論である。🔧

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